吹通川のマングローブ
熱帯から亜熱帯地域の汽水域(海水と淡水が混ざる場所)に群生する、マングローブ。吹道川の河口域に密集し、南国ならではの景観が楽しめます。潮が引くと、干潟に生息する小さな生き物たちを間近で観察できます。
米原のヤエヤマヤシ群落
国指定天然記念物のヤエヤマヤシは、石垣島と西表島だけに自生する八重山諸島の固有種。沖縄県最高峰・於茂登岳(おもとだけ)山麓に広がるヤシ林のジャングルを散策すると、夏でもひんやりとした空気に包まれます。
野底マーペー
石垣島で、於茂登岳(標高526m)に次いで高い野底岳(標高282m)。約20分のトレッキングで登頂できる山頂から、360度の絶景を眺められます。この山を舞台にした女性・マーペーにまつわる伝説に由来して、地元では“野底マーペー”の愛称で親しまれています。
観音崎
岬に建つ白い小さな灯台が目印。東屋の展望台からは、青い海に浮かぶ竹富島や小浜島、西表島まで一望できます。海を黄金色に染めるサンセットの眺めも美しく、石垣市街地から手軽に行ける穴場の展望スポットです。
平久保崎
石垣島最北端に位置する、白亜の灯台。周辺の高台からは、サンゴ礁の海が作り出す美しいグラデーションのパノラマビューが望めます。晴れた日には、見渡す限りの水平線上に、宮古諸島の多良間島が見えることもあります。
ヤエヤマヒメボタル
3月から6月頃、石垣島の森の中では、ヤエヤマヒメボタルが織りなす光のイルミネーションを楽しめます。数千匹の小さなホタルが、日没後に約30分間だけ一斉に光を放つ光景は、息を呑むほど幻想的。バンナ公園が有名です。